3月25日と4月15日に、NPO法人ゆあしっぷ主催の発達障がい者自立支援セミナーの講師としてお話をしてきました。
セミナーの参加者の感想を紹介します。
独立して、個人でカウンセリングルームを開業しまして、2年が経とうとしています。
最初はどうなることやらでしたが、何とか細々と続けることができています。
講師を依頼して下さる方、相談を申し込んで続けてきて下さる方に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
さて、対人援助の仕事は、支援側の自己満足になっていないかを日々振り返り、こちらが何をしたか、だけではなく、利用した方がどう感じているのか、そして利用している方のどこが変化したのか、について常に検証がいるのだろうなと思っています。
また 、これから新しく利用していただくためにも、ユーザー側の声をなるべく発信していけたらな~と考えています。
…という訳で、アンケートの公開を告知させていただいた4月15日のセミナーから、感想を一部紹介しますね。
テーマ:『発達障がいの特性 アドバンス編Ⅱ~社会適応へのサポート~』
内容:Vineland-Ⅱを紹介と、支援の実際について講義とグループワーク
《4/15セミナー感想》
先生のお話は初めてでしたが、今まさに我が子に対する就職や対応だったりと、とても勉強になりました。一番近くにいる親が実はよく理解していなかったりして考えさせられました。(保護者)
とても具体的で濃かったです。また別のお話も聞きたいです。(保護者)
大変わかりやすく、実践に生かせると思います。(支援者,就労)
まさしく我が家で現在起きている問題への対応が多く話の中にあり、実践的に大変役に立つ内容でした。(保護者)
とても良い時間となりました!!他では学ぶことのできないような内容で、また来たいなと思っております!!(支援者,教育)
Vinelandを初めて詳しく知ることができ、面白かったです。視覚支援が必要な理由もとても納得できました。幅広くなおかつ掘り下げたお話で、とてもわかりやすく勉強になりました。(保護者)
中学生の母親として、難しい思春期にさしかかってくるので、どのようにサポートをしていけばよいか大変参考になりました。Vinelandの存在は驚きました。ついつい親が手を出してしまうことが多いのですが、本人に決定させることの大切さ、ライフスキルのアップのさせ方など、今日からできることがたくさんありました。(保護者)
これから社会に出ていくにあたって、とても勉強になりました。まず自分が整理して、何をサポートしていくかを考えていきたいと思います。(保護者)
「課題分析」「断り方を教える」のグループワークで多様な考えを知ることができたので、よく学べた。”障がいを認めないという選択肢もあり”だという考え方が新たな気付きになりました。(支援者,教育)
何を教えるか、何を伝えるか、目的や内容を支援者が明確にしていることが大切だということを改めて感じました。しっかり支援者側が整理して、ご本人や家族に向き合うことを頑張っていこうと改めて思いました。 (支援者)
グループワークでは、人の数だけ価値観が違うんだなあということを再認識しました。「障がいを認めない」という選択肢もあっていいという言語にはっとさせられました。自分の価値観を押し付けていたなと反省しています。(支援者)
ここまでの手順の行程を作って教えないといけないのかと、感じました。(保護者)
ひとつひとつの行動について、言語化することが難しいということが改めてわかりました。また、グループワークを通じて支援者間での支援方法の統一の重要性も感じました。今後の支援の中で活かしていきたいと思います。(支援者)
改めて支援は、「自己決定」の支援が重要だと感じました。支援者側の「こうしていきたい」ではないんですね。(保護者)
その他、内容が多すぎた、ゆっくりがいい、質疑の時間がほしい、など、反省するべきご意見もいただきました。
伝えたいことが色々とありすぎて、ハイペースになるのが私の課題ですので、今後に活かしていきたいです…。
ご参加いただいた皆さま、そしてゆあしっぷのスタッフの皆さま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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